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UVERworldのインタビューをご覧頂きありがとうございます。
インタビューの文章は、104ヵ国の言語に変換して読める様に翻訳ソフトを活用しています。
しかし、まだまだ完璧な翻訳ソフトではございません。
変換時に翻訳の間違えや解釈の違いが多少あると思います。
ご理解の上お楽しみください。
真太郎:よろしくお願いします。あれ?(セイアを見て)
全員:セイア挨拶せんか!!
セイア:よろしくお願いします。(超緊張)
全員:お前ガチガチやん!!(爆笑)
真太郎:あれっ!!(二度目の驚き!!)
KUSU:完成しとるよ~!!
真太郎:最高!! カゴもついてるし!!これ新作ですか?
KUSU:そう新作。だから前に話してたものとは少し違うけど、どう?
真太郎:最高です!!
真太郎:レストア楽しそう。
WATARU:ヨッシーはこれ楽しみながらレストアしてたよ~。1回目のレストアから担当してたので今回も楽しみながらやってたよ。
KOJO:今回の色のイメージは?
真太郎:イメージかぁ。あれタイアも変えました?
KUSU:ホワイトリボン好きやろ?
真太郎:このタイヤなんですか?(ノーパンクタイヤを見て)
KUSU:これも新作でパンクしないタイヤなんよ。
真太郎:こんなのあるんだ〜。
KOJO:今朝の話だけど福岡空港で荷物検査の時、俺がパソコンをカバンの中から出しながら、セイアに『一番大事なものをカバンから出して係の人に預けんといけないんぞ!!』って言ったら、セイアがカバンの中からスティックケースを出して係の人に預けようとしてた。
全員:大爆笑。最高やん。
KOJO:セイアの一番大事なものを確認できて嬉しかった。財布とか出してたらどうしようかと思った(笑)で、空港の検査のゲートを通過する時に赤になったら大きな罰を受けんといけなくなるので注意して通れよって!!それはさすがに冗談ってバレたけど(笑)
真太郎君!!またもや新しいリングができたんよ。今回はスプーンリング!!
真太郎:やばっ!!かっこいい!!あんまり指輪しないけど。これ着けたい。
KOJO:話を真太郎君の自転車に戻すけどエンドキャップはVINTAGEシリーズにする?二銭のエンドキャップあるよ!!
真太郎:二銭のエンドキャップ やば。これにします。
KOJO:今回のインタビュー忙しいところ受けてもらってすいません。昨日まで北海道だったんよね?なんの合宿?
真太郎:そう。合宿をしてて…曲作りの合宿で。スタジオと宿泊施設が一緒になってて、そこは音も良いし、ご飯も美味しいし、もう10年ぐらい北海道で定期的に合宿してて…。
その時々で期間は違うけど今回は一週間ぐらいで、長いときは3週間ぐらいの時もあります。同じ場所で缶詰状態で市内だけど山奥なんで街に出るのに40分ぐらいかかるので。
WATARU:出産やね。そんなにメンバーと向き合える時間ってなかなかないよね。昔からのメンバーだからできるんだよね。最高やね。
クス君から聞いたけど、3~4時間スタジオに入っても1時間ぐらいしか音出ししないんよね?
真太郎:話してる時間の方が多いですね。
KOJO:すごい大事な時間やね。
WATARU:なかなか時間取れないけど俺たち一般社会でもそんな時間は大事だよね。去年まで俺ん家にみんな集合してやってたよね。
今年はなかなか時間取れてないけど…
KOJO:昔は箱根温泉で合宿したりしてたよね。
WATARU:でも結局何も決まらなかったやん(笑) でもみんなでアイディア出して酒飲んでブレスト的には最高の時間だったね。
ライダーズカフェの合宿の掟はKOJOより先に寝ろ(笑)Zzzz…..
掟を破ればみんな次の日、目がウサギちゃんになっちょる(笑)
前回のマガジンタイトルはS_E_K_A_I 夢を見つける方程式をテーマに
情熱+目的+覚悟×恋=モンスター
モンスターというのは夢を叶える生命体と定義させてもらってます。
そこで音楽の世界で夢を叶えようと挑戦し続けるミュージックモンスターの皆さんにインタビューをさせて頂き、僕達をはじめ一般社会で生きてるみんなにも夢を見つけて、夢を叶えて欲しいと願いこのマガジンを創りました。
このマガジンのタイトルS_E_K_A_Iは、インタビューをしている中でわかった事なんだけど、目に見える外に広がる世界にだけ夢を求めても
見つからない。目には見えない自分自身の心の世界と目に見える外の世界とがコネクトしてはじめてリアルな夢を感じられ生み出せるんだという結論に至りました。
UVERworldの名前の由来の様に、自らの世界を超えていく
ここに大きなヒントが隠されていたと実感してます。
僕達の中で、今までの生き方は
誰かと比較する事や、競い合うとか
外の世界に見えることばかりに囚われて
本来の自分自身の心の世界に目を向けてこなかった。
WATARU:自分自身の心の世界と外の世界とが分離していた。
前回のインタビューで僕達自身も確認出来たし、このマガジンを通してみんなにもフィードバック出来たと感じてます。心と夢の関係性をイメージ出来る心の求心力と夢の遠心力をイメージ出来るインタビューでした。
UVERworldに感じる情熱。それは、決っして綺麗事だけじゃ成立しない蓮の花の様に、水中のドロドロした醜さや表面を流れる澄んだ水の様な美しさ、様々な条件のもとにしか成立しない。だが、一旦咲くと何色にも染まらない、そんな強い情熱をUVERworldに感じました。
その情熱は、常に自分達の世界を超えてきた。苦労に苦労を重ねてやっと手に入れたからこそ、そこには心の底から喜べる、分かち合えるモノがあるとUVERworldと向き合う中で僕達は強く感じてきました。
今回の新しいマガジンはとっても大切なタイミングだと考えてます。
東京オリンピック、パラリンピックイヤーという面と新元号が発表されて新しい時代がはじまるそんな大切なタイミングでリリースするマガジンなんで。スポーツの世界では沢山の夢が叶うんだと思うんだけど、そこに便乗してあらゆる分野の人がこのタイミングで夢を見つけて夢を叶えて欲しいと思ってます。
なぜなら、日本のお祭りだから!
だから、今回のマガジンのタイトルをSUPRAと名付けました。より高い理想の世界へという想い、UVERworldの自らの世界を超えていくその哲学も重ねさせてもらいました。
一見華やかなイメージを連想するSUPRAという言葉の裏側には闇が潜んでると僕は思ってて、その闇が強ければ強いほど目的や夢を手に入れた瞬間最も醜いモノが最も美しくなれると感じてます。闇を否定したり隠したりする事なく素直に受け入れ自ら闇を武器に独自性を切り開けると感じてます。闇こそがSUPRAと呼べる夢を支えてると強く感じてます。真太郎君にも今の夢を支える闇の様なマイナス要因みたいなのある?
真太郎:夢を追いかけだしてからですね。大変な事沢山あったけど、
それは、自分達が望んでやってるから本当に大変な人と状況は違うと思うけど、僕達は気持ちは充実してるし、モヤシしか食べれない頃もあったけど。
WATARU:そんな時あったんだ(笑)
真太郎:食べれないというか…そういう日々が続いた。
LIVEに行って地方でも美味しいご飯食べれると思うじゃないですか?
僕達は炊飯ジャーと米だけ持ってLIVEハウスでお米研いで、炊いて
スーパー行ってお惣菜コーナー行って安いの探して…。
でも、そこに戻りたいかっていうと戻りたくはないし、ま~楽しくなかったかと言うと、そうではなくて、楽しかったんですよ。
真太郎:でも当時はそれが嫌で、やっぱ新幹線で移動したいし、ご飯もみんなで一緒に食べたいしとか。それに向かって頑張ろうってみんなで…。
今振り返ってみると、あの頃も良かったな~と思えるんですけど、戻りたくはない(笑)
周りを見てたら勝ち取った人達もいたから、明らかにまだ叶わへんて気持ちにもなるし、逆にいつかそうなりたいっていう気持ちにもなるし、ハングリー精神っていうかそういうモノはありましたね。
WATARU:やっぱり未来志向やね~。ブレイクスルー思考的。
未来のイメージがあって、その場所から今を眺めてみるみたいな感じ。
僕達は過去延長型で前年度対比的な物差しで未来を考えがちだけど、
何年も先のイメージがシッカリあるね~。UVERworldの言葉で行ける所まで行こうというよりも、行きたい場所に行くんだって。その行きたい場所のイメージが出来てる所が僕達との違うところかもしれんね。今は、モヤシの生活じゃないけど。未だ衰えない。超えて行こうとする姿。
真太郎:ま~でも。モヤシから抜け出して(爆笑)
毎日焼肉食べてもそれが幸せじゃない。
KOJO:そういう事やね~確かに。
真太郎:勝ち取って手に入れたけど、本当に欲しかったものじゃなかったって気付くじゃないですか。てなると、他になんか違うものが、達成感であったり充実感であったりとかの方にお金とかよりも心を満たしてくれるモノを求めるっていうか探し求めてる感じはありますね。
KOJO:物質的な物だけじゃなく心の満足みたいなモノを求めてしまうよね。それは、一生永遠に埋まらないのかもしれんね。
真太郎:どんどん気づいてくるんですよね。毎年どんどんLIVE会場が大きくなって行こうが、そこで出来たら幸せだとか、満足出来ると思ってた事がそれが当たり前になると、ありがたみは感じてるけど刺激とか結局自分を奮い立たせるしかないし、勿論お客様の為とかファンのみんなが応援してくれるから頑張れるんですけど正直それが気付けなくなった時もあるし、当たり前だと思って、それがきちんとわかってからもう一回自分の中では奮い立たせる時に、闇じゃないけどあの頃から比べ今の状況を見たら、受け入れて何を感じるのか…。
WATARU:ここまで来た今でさえ振り返るっていうか、一回フィードバックしてみるって感じ。
真太郎:ムッチャしますね。年々増えて来ましたね。
WATARU:僕の弟の子供5人いるんやけど、その内4人がドラムに夢中で大渋滞してるんやけど、最近2歳の子がUVERworldのLIVE DVD観ながらTAKUYA∞君のMCの真似をやりはじめて(笑)
5人もいたらみんな競い合うっていうか1人が上手く出来ると、それを見て1人がションボリして諦めそうになったりする感じ。それぞれ違うから気にするなって言うんやけどなかなか伝わらない。だからうちの家族の家訓になってるんだけどUVERworldの楽曲『一滴の影響』の『一番いけないことはさ 自分はダメだと思うこと』ってワンフレーズ。それ言ったらみんなピクってなるんよね(笑)
UVERworldの言葉が子育てに生きてるんよね~。
今はセイアは思うようにドラム叩ける様になって調子乗ってるけど
もっと幼い頃は、何をやっても上手くいかんで“メーメーメーメー”泣きながらペッコリ凹んどったんやけどドラムと出逢ってからコロッと変わったんよね~。ネガティブって悪いコトじゃないかもね~。
KOJO:そっからしか生まれんモノもあるやろうし。
真太郎:いろんなLIVEありますけどワンマンだったりFESだったりとか、どの会場でやっても緊張したりするんですよ。プレッシャーを感じるという事が未だにあるんですけどやっぱ昔はその~緊張というマイナスなモノを受け付けたくないから右脳の頭の中で緊張してない、してない、リラックスしようと、いつも通りしようと思うのが一番駄目なんですよ。
WATARU:ヤバイ(笑)モロ俺や。
真太郎:だからその緊張というマイナスを一回受け入れてからじゃないと物事が進んで行かない。
KOJO:僕小学校の時緊張し~で人前で話すのが苦手だった。小学校の時、親の仕事上転校が多くて、行った先行った先に方言があって言葉の意味が分からないので、人と話すのも嫌いになって…。それがトラウマでもあるんだけど、今はそのトラウマのお陰というか方言とか気にしてたら全然話せなくなるからどっかで吹っ切れて大人になるにつれて、いろんな人と話すのが楽しいっていうか。
WATARU:一回受け入れるってどういう感じ?
KOJO:だから。大人になってからは緊張しない為の準備っていうのが出来るようになってきて…。
WATARU:俺は緊張している。俺は緊張している。俺は緊張している。
KOJO:だから駄目だってそれ。( 爆笑)
真太郎:自分が緊張している、このまま行ったらどうなるかって全部シミュレーションしたら、そらま~力が入るなって。もう、絶対周り見えん様になるし、音も聞こえん様になるし、ま~そうなるやろうなって思っとけばだいたいそうなるんすけど。そうなったらどうして行こうかって考える様になったんですよ。て、やると、同じ緊張はするんですけど、そっから先を想定している分やっぱり一回受け入れといた方がいいなと思って。意外と緊張していないなって思ってステージに出たら緊張していたり、出てしまえば意外とそうでもなかったりする時もある。マイナスっていう意味では全部を受け入れておかないと、はじまらへんなって思うんですよ。
KOJO:マイナスの自分を知るって事かもしれんね。緊張しない為に準備するっていうか。
WATARU:なんぼ準備しても緊張する(笑)
真太郎:マイナスだと自分が思ってるだけで、自分の個性というか
武器にもなるだろうし、自分とは全然違う人からしたら自分がマイナスだと思ってる事も無い物ねだりで人がどう思ってるかってわからないんで。
WATARU:魅力に感じてるかもしれないね~。
真太郎:緊張の話でいうと、そこで一生懸命さが見えた時にその人なりにすごくわかってくれるとか、この人凄い人なんやろうなとか、
凄い真面目な人なんやろうなとかわかるじゃないですか~。
WATARU/KOJO:わかるわかる(笑)
真太郎:だからそれがマイナスやと思ってた事が人から見たら、そこでプラスに変わる瞬間もある。人と接していれば、自分の思ってる以上に
受け取り方っていうのは変わると思うんで。
WATARU:真太郎君が言う様に隠したり、抱え込んだりするんじゃなくてそれはもしかしたら武器になるし、個性になる。それがもしかしたら力をくれて情熱と目的、夢さえ見つけ出せたら行きたい場所へ行く為のエネルギーをくれるんだろうなって。僕はここにいるみんなの闇を知ってるから(笑)それを武器に出来るね。みんな闇だらけ(爆笑)
前回のマガジンのテーマは、夢を見つける方程式
今回のマガジンのテーマは、夢を叶える方程式
この2冊を完成させて
学校じゃ学べない教科書を創り上げたいって考えてて、いつかこのマガジンを基に夢を真剣に探してる、叶えたいって思ってる人達と一緒にワークショップが出来たらいいなって感じてます。
WATARU:毎年年末のUVERworldのLIVE、カウントダウンLIVEやって、ただ単に楽しむ気持ちだけで行ってたんやけど、去年初めて受験生の家族としてLIVE行かせてもらってあの年末のLIVEのお陰で本人やったるで~みたいになってその後からの追い込みは凄かった。
お陰さんで合格したんよね~。
真太郎:それ合格してくれてよかった。もし、落ちてたらね~(笑)
WATARU:こんなの初めての経験やから本人には内緒で家族会議開いて、落ちたときの場合どうしようかって話してて、結果一番伝えやすいのはUVERworldのcrewだからUVERの楽曲で伝えたらわかりやすい『enough-1』の言葉で『何十回転んで良い 何百回転んで良い 転んだ回数プラス1が起き上った回数なら良い』って歌詞があって、転んだら一瞬は凹むやろうけど楽曲を教訓に“転んだ回数プラス1”もう一度立ち上がって前に進める様に出来たらいいねって事になったんよね。
1曲1曲が1冊1冊の本になる様な気がして人生の壁にぶつかった時にその1冊を選べたら何度でもやり直せる、乗り越えれる様な気がして
真太郎君、受験生がいるって意識あった?
真太郎:無いという事は無いんですけど、時期によっては受験がはじまりますとかラジオで絶対毎年あるんですよ。センター試験が1月にとか
で、だいたいよく見るのが受験が終わるまでLIVEはお預けです。
KOJO:好きなモノを控える的な?
真太郎:僕は受験した事ないから(笑)
受験がいかに大変かって事を知らない。だから、無責任にLIVEに来て発散した方が良いと昔は言ってたんですけど、どうもなんかそんな気楽な感じじゃないみたいで。だから、あまりそういうコトを言わないようになりましたけどLIVEにはそんなに受験生みたいに切羽詰まってる人がいるとは思ってはいないですけどね。受験生は、LIVEを我慢して頑張ってるってイメージなんですけど。でも、内心はねそんな一日や二日でね〜、パ~~っとしてもね(笑)
WATARU:間違いない。ずーっと詰め込んで塾でも家でも勉強していて今回受験前にLIVE行ってその受験生としての立場の姿と向き合って
改めて見ていて、本人は更に頑張るぞ~って気持ちにもなったし、テクニック論じゃない心の底から湧き出るパワーが学校や塾で習えるもんじゃないなって。これは、僕の勝手な希望なんやけど年末のカウントダウンLIVEの時に受験生や受験生の家族にメッセージあると嬉しいなって思ったんよね。
真太郎:うちのギターのカッちゃんは昔、学生時代にすごく試験を経験していて資格をいっぱい持っていて、国家試験とか受験をする人や受験会場の雰囲気とかね、何が大変かって事凄い知ってるんですよ。自分がいっぱいやってるから、だから受験生に対しては毎年メッセージは言ってますけどね~。
WATARU:そうだったんだ~。
真太郎:頑張ってる人達に対して、受験の人達に対して、頑張れよって。
WATARU:それは凄いパワーになるよね~。もし、頑張って努力をして叶わなかったとしてもUVERworldの言葉を使わせてもらうとするならそれが、ゴールじゃないやん。
真太郎:ゴールじゃないですね~。
WATARU:UVERworldが言う様に行きたい場所に今慌てて行かなくて良いよって、もしかしたら違う選択肢が見えてくるかもしれんよね。行きたい未来から見たらもっと近道あるかもしれんし、例え落ちたとしても、まだチャンスあると思うし。
真太郎:僕達のLIVEに限らずね。受験生の人達は自分の好きな事とかなんでも良いと思います。アニメでも良いだろうし、映画とか本とか
なんでも好きなスポーツとかでも何か発散出来るものがあると良いなと思うし、自分達のLIVEがそうだと言ってくれるなら本当に嬉しいし。
僕の知り合いが突然『先日実は大学落ちまして』って言い出して、何にも考えずに出たマイナスな言葉でもドラマチックな人生がはじまって良いなって。やっぱり、決めた事をどんどんどんどんクリアして行く事も勿論大事ですけど、それを失敗してしまったら道から外れてしまうとか自分が理想としている所に、もしかしたら行けないかもしれないけど。それに怯える人生になるのってつまんないじゃないですか、だから受験で落ちてもそれはまた、別の人生がはじまるし自分が思ってない好きなコトに出会えるかもしれないじゃないですか。
KOJO:それが夢を支える。闇になるかもしれないしね~。
WATARU:そのドラマが無かったら、こうはなって無かった的なね~。
真太郎:でも、振り返ってみたらそんなコトばかりじゃないですか?
WATARU:予定通り行ったことなんて一回も無いね!!
(一同爆笑)
真太郎:予定通りにね行けるもんじゃ無いし、あの時受験落ちたからこそ、こうなったって思える人生も絶対ありやないですか。勿論、受かればやりたかったコト出来たかもしれないけど。ま~先陣の方も常に言いますけど人生はどうなるか分からないと。
WATARU:もしかしたらそれがきっかけで修正出来るかもしれんしね。
今まで人生について何も考えんやった自分に考える機会や時間を与えてくれる。
真太郎:知らなかった事を知ると言うチャンス感あるし。その先の世界っていうのを感じるかもしれんし。
KOJO:出逢わなかった人と出逢うしね!!
僕は、高校受験の時に行きたかった学校の受験の時に病気で受けられず
違う学校に行ったんやけど、もしその学校に行ってなかったらバンドもやってなかったし。
真太郎:MASUOさんにも会ってないし、となると僕とも会ってなかったかも。
KOJO:そうなるよね。
WATARU:MASUO君にKOJOが会ってなかったらみんな会ってないんやね~(笑)
真太郎:勿論ね~。受験の話で言うと目標を立ててそれをクリアすると言うのは勿論素晴らしいけど、受かる事だけがゴールじゃないと。そっからドラマチックにまたどんどんどんどん変わっていく楽しさって絶対あるから~。
WATARU:そのショッキングな出来事をバネにしてSUPRAってよべる夢を叶えられたらいいよね~。
真太郎:そうなんですよ~。
WATARU:UVERworldのLIVEっていろんな社会の問題を解決する言葉が言語概念化されている様に感じてて、受験生だけじゃなく病気と闘ってる人や仕事で闘ってる人、恋愛で悩んでる人、色々な人の人生の場面でどの楽曲を選ぶか、昔でいうとアリストテレスやソクラテスにはじまり第一哲学、第二哲学みたいに人類が命を全うしようとする時に必要とされる哲学が時代毎にあるよね。勿論、昔からあるモノから学ぶ事は沢山あるけど現代社会に順応する新しい哲学があっても良いと思う。
いつもLIVEの最後にTAKUYA∞君が発する『新しい時代に足跡つける。それがUVERworldだ』ってその言葉の通りみんなは新しい哲学を求めてその足跡を頼りにみんなが歩いて行けるそんな気がしてるんよね。
WATARU:今回のマガジンのテーマ『夢を叶える方程式。』叶えるってコトに拘りたくてPRAYING RUNにフォーカスしてインタビューさせて欲しいと思った。夢との距離、行きたい場所、現在地がキーワードで僕がライダーズカフェのみんなに伝えたいコトあの曲が全部言ってくれてる。
僕自身もPRAYING RUNの想いと同じくあれ以外の価値観が無くて今まで生きてきたから、世の中は全部やってみないとわからないことばかりで出来ないって言われたら余計に燃えてしまうんよね~。
勿論、失敗は沢山あるけど全然楽しいし、いろんな気付きや学びもあって成長できるっていうか、こうなったらどうしようみたいな事ほとんど考えた事なく突っ走って来たから。
沢山の人と夢について話しているうちに、失敗したらどうしようとか慎重に考える人が沢山いるって事に気付いたんよね~。勿論、悪い事じゃないんやけど、これからの日本人も新しい事に挑戦するみたいな風土があってもいいんじゃないかなって。
何年か前のUVERworldのLIVEの時にTAKUYA∞君がMCで言ってた『俺も何年か前はみんなのいるそこにいたんだって。自分が好きで観に行ったアーティストのLIVEで嫉妬した』って言ってた。なんでこんなにステキな曲が創れるんだ、なんでこんな場所でLIVEが出来るんだって。色んなモヤモヤした気持ちを心の中に秘めて俺たちもいつか必ずこの場所でやるんだって決めて頑張ってきたって。そういった言葉が僕は忘れられなくて、その言葉を聞いた時TAKUYA∞君もここにいたんやってイメージ出来た。真太郎君もここにいたんやって、ここにいるみんなは俺たちの姿を見て、何年も修行してやっと暖簾分けで自分の城を手に入れたメンバーなんよ。名古屋のダビッドは、勢いがあって1年半前に師匠のスーパーメガネを差し置いて1番先に暖簾分けを受けたライダーズカフェのスーパースターなんよ!ダビッドは、18歳の時に面接に来て苦労して育ててくれた母ちゃんに家を建ててやりたいっていう気持ちだけでぶつかってきて、最初は未経験でかなりポンコツやったんやけど、その想いは本物で誰よりも先に夢を見つけて今、夢を現実に叶えようと頑張ってるそんな存在です。
真太郎:先に?
WATARU:そうなんよ。まだその時PRAYING RUNの世界観にスーパーメガネは気付いてなかった(笑)超~保守的やったから。
スーパーメガネ:そうなんですよ。まだ、スイッチ入ってなくて(笑)
WATARU:みんな不安な事沢山あるんだと思うけど、僕は通ってきた道なんでなんとなくわかるんだけど。で、弟子に抜かれ遅ればせながら1年前にやっとこさ故郷の福岡で暖簾分けでオープンしたスーパーメガネ。そして、彼が今回故郷広島で新たに暖簾分けでライダーズカフェをオープンするRYOです。真太郎君と出逢う前から実はUVERworldのcrewやったという事実(笑)
RYO: UVERworldをずっと聴いてました。高校生の時から。
WATARU:カラオケ自信あるって言ってたけど全然ダメやったやんか~(笑)それとこれとは別よね~。 UVERworldへの想いは凄いけど。
RYO:気持ちは行ってました(笑)
WATARU:確かに気持ちは来とった(笑)
で、最後に10年後を夢見る。みんなお馴染みのライダーズカフェの期待の新人小6ドラマーの“セイア”です。
KOJO:セイアいつからドラム始めたんかね?
セイア:3年前かな?小4の時から。
WATARU:コイツ何をやっても上手くいかなくて凄い兄弟の中で劣等感というか、いつもモヤモヤした感じやったんやけど中学生のお姉ちゃんが吹奏楽部に入ってドラム叩きたいって言い出して一緒に楽器店に行った時、僕もやってみたいって言い出したのがはじまりで。やり出したらコイツの方がどんどん上手くなってきて、真太郎君と出逢ってスティック貰ってそっから急加速して…。
真太郎:この前LIVEやったんでしょう。卒業生の前で?
セイア:はじめはみんなにコイツ本当に叩けるんか~って舐められてた。
真太郎:同級生とかに?
セイア:うん。なんも出来ないとか。そんな事言われて…
真太郎:ドラムしてるって友達は知ってたの?
セイア:仲の良い友達にだけ少し話してた。
WATARU:ていうか!!将来の夢でプロのドラマー になりたいって学校のみんなの前で発表してたやん(笑)
セイア:うん。
WATARU:それで先ずテスト的に先生とか含め2、30人くらいの前で叩いたんやろ?
セイア:実行委員会のみんなの前で。
WATARU:で、ビビらせてやったんやろ?お前偉そうに言いよったやんか~シンバル一発でビビらせてやったって(笑)
真太郎:みんなビックリしたんやろうね~。
セイア:うんジャ~ンって叩いたら。それで、やる曲ちょっと聴いて叩いたら先生がだいぶ合ってるって言ってくれて。
真太郎:本気で叩けるやんってなったんや~(笑)
1000人位の前でやったの?卒業式で?
セイア:いやお別れ会で1200人くらい。
真太郎:小学校みんな集まってる所でどんな気分やった?
セイア:はじめは先ず緊張したけど、叩いていくうちになんか気持ちよくなってきて。
真太郎:なるやろ~。わかるわ~。それ向いてんねん(笑)
WATARU:俺緊張しとるやろうと思って心配して色々話してたら楽しみでしょうがない、早く叩きたいみたいな感じ。俺やったら明日どうしようってなるけど(笑)カッコイイな~って思って。
真太郎:自信あったんやろ?
セイア:いや~ミスしたらどうかなって(苦笑)
WATARU:男祭りも250人から始まって。今、埼玉スーパーアリーナで2万3000人。次は東京ドームやろ。セイアは1200人からスタートなんやろ~。お前UVERworld の何倍や~。
(一同爆笑)
真太郎:いやそんな事言ったら。俺ら4、5人から始めてますからね。
WATARU:そうなん?
真太郎:最初のLIVEなんて…(笑)
PRAYING RUNに関しては、MCにしても歌詞にしても結構アレはうちのボーカルのTAKUYA∞君の自分のスタイルというか自分もそうありたいという気持ちが強い楽曲なんで、アレはどっちかというとUVERworld の代表的な歌なんだけど、僕達もそれを客観的に見ている曲というか、完全に本人の色がもの凄く出てるなと感じてるし、僕達が1番最初のリスナーなんでこれは相当なんというかな~だいぶ本人アツイやろなって。
WATARU:TAKUYA∞君自体が?
真太郎:創ってる時も。もっと良くなれ。もっと良くなれ。自分の言い回しとか、言いたい事の表現がもっとこれじゃないとか、言いたい事の芯がもの凄く強いから。当時カップリングだったんですよ。
シングル曲とか代表曲じゃなくてでもこの曲は正直響くだろうなって発売前から思ってたんですけどね。だいぶLIVEでも外せない曲にもなってるし~。ま~凄い大切な曲であるんで~。なんかま~自分達も納得させられる部分もあるんで~。みんなと一緒みたいに。
WATARU:コレをライダーズカフェの社風にしたい。
昔自分で会社立ち上げた時に、みんなもいつかチャンスが来るって。
でも、よく考えたら大事な事は教えてないし、自分の都合のいい世界観を作ってただけで、みんなにも必ず20代30代40代ってくるやん。
未だみんな気付いてないだけでこの先本当にコレでいいんかなって思うようになって、ライダーズカフェとしては起業を1つの夢として欲しいなって思ってて。仲の良い美容師さんから聞いたんやけど、まぁ店にもよると思うけど、修行が長くてなかなかチャンスがないから各自が独立してそのうちライバルになるらしいんよね~。ライダーズカフェが目指す江戸時代の風土としてみんな暖簾を分けて、みんなが行きたい場所に行くっていうのが理想かなって。だからこのPRAYING RUNって曲は衝撃やったんよ。歌詞一節一節の描写がTAKUYA∞君が緻密にロジックを積み上げてるんだろうなって感じるし。良い大学出て能力教育のエスカレーターに乗って大企業とか確実な世界にいる人なら言わないけど、俺たちはそのエスカレーターに乗り遅れたというか、乗れなかったというか、はなから乗る気が無かった人間だから何も失うモノ無い。何にも無い人間の集まりだから、いつまでも僕の夢に付き合わせるんじゃなく、みんなにもそれぞれ夢は必ずあるだろうから夢をカタチにして欲しいって思うんよね~。だからこの曲は僕達にとって大切な曲。夢を叶えるっていう観点から見てLIVEのMCでいつも言ってるように、そんな事言われたら怖くて一歩も出せなくなるじゃね~かって。あの言葉の様な風土が社会全体に広がっていて、僕は逆に勇気を持って踏み込んで行けば全く想像もして無かった新しい世界が見れるんじゃ無いかって信じてる。
ダビッド:ダビって呼んでください。
真太郎:ダビね。
ダビッド:僕は自分の気持ちがモヤモヤした時とか悩み事がある時に
よく走るんですよ。そん時に必ず聞く曲が『PRAYING RUN』で、自分の気持ちをフラットにする為によく聴いてて。その中で思う事が色々あるんですけど、実際に僕は独立して1年半なんですけども全部やってみないとわからないことばかりだし、社員として働くのと独立して働くのでは全然考え方とか全部自分の責任でやるんで全く感覚が違うんですよね。店をやってて上手く行く事もあるし、上手くいかない事もあるし、それが右か?左か?正解がわからない事もよくあるし、やってみて初めて上手くいった、初めて上手くいかなかったって。この1年半で感じる事が沢山ありました。僕が感じたのはやってみて確かめる事が凄く大事だという事に気付きました。UVERworld の皆さんも真太郎さんも自分自身の世界を超えて行く上で色んな壁にぶつかる時ってあると思うんですけどその壁をどうやって乗り越えてきたのかなと思って。
真太郎:壁ね~。どうなんかな~。壁って壁はそんなに無くて。
何を持って壁かと言うのもアレなんですけれども。例えば解散の危機があるとか?メジャーデビューした時、契約切られてメジャーから落ちるとかそういう分かりやすい壁は無くて。
難しいけど一つ言えるのはやっぱり団体競技なんで、それは会社もお店も一緒だと思うんですけど、抱え込む事がない。悩みとかに対して話し合いも出来るし、チームワークみたいなのもあるんで、そういう意味では例えば俺は全く壁に感じてなかったけどメンバー2、3人は壁に感じてて、それを超えてく為に俺は力を貸せてたかもしれんし、ま~壁というか戦う事はいっぱいあったけど。
メンバー対事務所とかそういうね、そういうのは一致団結してきたつもりやし、楽曲創りとかに関しては常にトライして失敗して、トライして失敗して、ずっともう永遠に繰り返し、逆にトライして成功、トライして成功の方が違うなって思う。結局、満足できんっていうか、不安になるっていうかね。それで出来たら1番楽なはずやのに自分達の経験的に
コレは上手くいってるように見えるけど、求めてるものじゃ無いとか。完成を求めてるか?その過程も求めてる、悩みに悩んで出来たモノと
すっと出来たモノ、もしかしたら同じモノかもしれんけど。この過程に起きるドラマとか、そういうモノを共有したいというのが1番大事な事であって、そこに行くプロセスだとか、常にそこに満足を求めてるからなんか納得できるんですよね。
WATARU:昔からの仲間だから何でも話せるそんな環境で1人でも納得いかんやったらもっともうチョットみたいな、その拘りみたいなモノとどんなにカッコ悪い事も話せるってのが良いよね~。そこが超えていく、みんなで超えて行かんと意味がないっていうか~。
真太郎:僕達も付き合いが長いからこそ、これ今言ったらえらい事なるなってありますよね~。付き合いが長いからこそ感じ取れる空気とかね。
口に出さない優しさとかあるし、それを感じ取れる優しさもあるし、
ぶつかる事だけで前に進むんじゃないから~。
真太郎:ま~それも時期によるんですけどね。昔はそれで乗り越えてきた事も、さすがに同じやり方してたらこりゃもたへんなって事もあるやろうし、そこはそこで感じるっていうね~。汲み取るっていうのも僕は大事だなと思ってるんですけど、そういう関係性とかあって自分達の満足度とか充実感みたいなモノを乗り越えてんのかな~。
勿論、バンドの活動というのとお店の運営っていうのは違うところ沢山あるやろうけど1人でやってるわけじゃないから任せたり頼る事もあるし、やらないかん事とかやりたい事とか一個一個試して行って気付いたら理想に近づけてんのかな~って。どんどん理想も高くなって行くからいつまで経ってもおんなじやと思いますけどね。
KOJO:俺もそもそも壁ってなんなのって?無いのかもしれんし?
逆に言うと常に目の前にある方が良いのかもしれんしなぁ。壁があるって事は挑むべきものがあるって事だから、それをずっと追いかけてる方が常に超えようとする意識があることかもしれんし…
真太郎:もしかしたらダビ君が感じてる壁っていうのが売上というものやとしたら、それはもう、わからへん(笑)
(一同爆笑)
真太郎:でもそういう壁ってシンプルでわかりやすいね。多分どんどんどんどん比べたくなってくる。過去をどんどん作っていくもんやから
ハードルも上がって来るし、それはそれで大事やし、目に見えて分かるもんを求めるのも良いとは思うんやけど、でも本当はそれをやる上で本当に何が大事かって事がやればやるほどわかってくる。従業員とか社員とか仲間とかっていう方が大事だなって思ってくる年頃ってあると思うし。
WATARU:俺たちも、もっともっと話し合って、弱い所もさらけ出してお互いに慰め合うんじゃ無くて俺たちが何を何処を目指してるのか、
俺たちだけじゃ無く人にも勇気与えなければいけん。俺はいつか自転車の世界でUVERworldがやってる世界観に少しでも近付けるように頑張るって真太郎君に会う度に言ってるよね~。
ダビの姿を見て更に若い人達が僕もダビさんみたいになりたいって人が出て来れば俺たちは本望やし、その人に次はダビがチャンスを与えてあげられる、そんな存在になって欲しいね~。UVERworldから学んだ価値観でわかってくれる人だけわかってくれたら良い、TAKUYA∞君がLIVEのMCで言ってた『俺たちはそんな音楽をやってるわけじゃない。俺たちをまだ知らない、ましてや、俺たちのことが嫌いだと言う人達まで信じられる音楽を』と僕達今でもそういう価値観が無かった。心の何処かでわかってくれる人だけでいい、わかってくれない人はもういいかな~って諦めてた。リアルに正直そう思ってた。
批判的な人も沢山いるけど目を向けず無視してた。
UVERworldのLIVEでTAKUYA∞君のそのMC聞いた時に俺たちの一般社会で足りないのはこれだと思った。だからあと一歩及ばないんだって、この価値観を受け入れた時に、やる事てんこ盛り。今まで見えなかったモノやコトがはっきり見えてきた。もっともっとカッコイイ商品作らんにゃいけん。新しい商品やサービス作らんにゃいけん。同じ事を繰り返しちゃいけんって。みんなをもっと驚かせたい。
最終的にはUVERworldみたいに俺たちがやる事で、何かまだわからんけど人が感動して涙を流すような事をやりたいって本気で思ってるんよね~。だから、UVERworldみたいに自分達の世界を超えていくって。俺たちで言うと人が感動する領域に辿り着くまで新しい商品やサービスで常に自分達の現在地を超えて行くそういう事かなって。俺たちの事をよく思って無い人達もいると思う、そんな人達からもお前らも結構やるやんって言ってもらえる領域まで行きたいね。
ダビッド:自分達の世界観とか商品やサービスとか自分達でそこは超えて行かないとお客様にも飽きられるし、そこを常に超えて行きたいと今話してて感じました。
WATARU:高校生のお客様がダビの店に沢山来てくれてるやん。俺もダビ君みたいに将来何かやりたいって結構リアルな声聞こえてきてるやん。今のダビの力が小さくても少しづつ自分自身の力で超えて行ってる証拠やね。抜かれた師匠としてどう感じる(笑)
スーパーメガネ:自分もダビの影響を受けて凄く勇気もらって今があるし、みんなの希望に繋がって。
真太郎:やり方真似して(笑)二番煎じみたいな(笑)
(一同爆笑)
WATARU:人が通った道を確かめてから渡る的な(笑)
ダビッド:最近高校生のお客様がよく来てくれて話す機会が多いんですけど、高校生のみんなの悩みは共通して進路についてなんですよ。
WATARU:そう言えばダビ独立してから恩師のいる学校で卒業生に進路についての講師みたいな感じで依頼あったんやろ?
ダビッド:はい依頼ありました。中学3年になる前の中学2年の生徒さんに進路を考える会で1人の講師として呼んで頂いて、僕自身もそこで話した事で僕自身を改めて振り返る事になったんですけど。中学生、高校生、大学生いろんな人と話してて、まずやりたい事が無い、見つかって無いのに進路を決めなくてはならない。どうすればいいか?それとやりたい事はあるんだけど、どうやって進めばいいか分からない。この2つに進路の悩みは別れてて、僕自身を振り返った時、僕は高校時代に部活動を一生懸命やってて、何も考えて無かったんですけど、急に自分の進路を考えなくてはならない時期が来て、考えた時に心の中でやりたい事が無かったんですよ。やりたい事が無くて、大学行くなんて僕の家庭の経済状況じゃ行けるはずもなくて、裕福な家庭じゃ無いし、無理をしたら親にも負担をかけてしまうし、時間も無駄だなって。僕の中だけでそう感じていたんですけど、その当時僕の周りは大学に進学するのが当たり前っていう雰囲気だったんで。何も決めてない、大学受験しない僕がみんなから見るとちょっと変だなって。僕は、高校三年生の時にそれを決めて。担任の先生はその事を理解してくれていて、『やりたい事を見つけるまでその考え方で進みな』って言ってくれて。でも僕が悔しかったのは、僕が卒業してフリーターになって、自分のやりたい事を探すって言ったら周りの人達のほとんどが、なんなんだアイツ!!って白い目で見られてたのが悔しくて。卒業して1ヶ月位別のとこでアルバイトしてたらライダーズカフェ名古屋大須店がスーパーメガネ服部さんが店長でオープンして、僕は友達経由であのライダーズカフェが名古屋に出来たと知って、店に行ったのがはじまり。店に入った瞬間マジでカッコよくてその当時名古屋大須店にいたスーパーメガネ服部さんと出逢ってこの人カッコイイな!!
こんな所で働いてみたいな~、やってみたいなって思って。単純な動機なんですけど。
WATARU:そんな近くにやりたい事が有ったとわね~(笑)
家から何分やった?
ダビッド:すぐそこです(笑)
WATARU:自宅から20メートルくらいの所に(爆笑)
ダビッド:自分の想いを伝えて、働けるようになって。2ヶ月後くらいかな~山中さんと古城さんと野口さんが名古屋に来て初めて会って、この会社の経営理念とか目的とか聞かせてもらって。それから2年働かせてもらって。自分自身もっと新しいフィールドを目指していきたいと相談してそれから2年してやっと認めて頂き独立させて頂きました。
僕自身の経験で『やりたい事が無い、やりたい事はあるけどどうしたらいいかわからない』って思ってる高校生に伝えられる事は、やりたい事を見つける為に、何でもやってみる事が大事だと思うんですよ。やりたい事がある人達にはもっと積極的に行動をしていかないと前に進まないと思うんですよ。思う事ばかりしてても何も変わらないから…。真太郎さんはどう思いますか?やりたい事が無い人、やりたい事はあるけど、どうしたらいいかわからない人に対して…。
真太郎:こんな言い方したら悪いけど。
知ったこっちゃないんよね~(笑)
(一同爆笑)
真太郎:1つ言えるのは、その人達が今18、19、20歳位やとして、俺が20歳位や10代の時と時代は全然違うし、確かに俺も今の時代で同じ歳なら似たような事いってるかも、昔と今は環境が違うから。その当時はスマートフォンとかも無いし、でも今は情報は凄く手に入るし、情報があり過ぎるっていうのも大変やと思うし、行先はこうなるとか、失敗したらこうなるとか、人伝えにリアルな話を聞くし調べられる。情報を知り得る。その情報が臆病にさせてるのか?自分が今の時代やったらそうなってるかもしれんし~。だからそれを無責任に何でもやってみろって、外でりゃなんかあるよとか簡単には言えない。多分、無いから(笑)
WATARU:確かに。
真太郎:それは無いから。そもそも外知らんし。言いがちやけど。
外出てなんか探してもって、言いたくはなるけど、本当はそうじゃ無いんやろうな~って!!気持ちに寄り添うとね。ま~正直やりたいこと見つかるまでなんかやっとけばみたいな。見つかるまでもがけばって感じかな。
WATARU:真太郎君でいうと好きなドラムをLIVE HOUSEで叩いてたら噂になってTAKUYA∞君が見に来て一緒にやろうぜってなったんやろ。自分の好きな事とか自分の自信のある事やり続けてたら出逢いと縁が生まれる。
真太郎:それ俺なんて14歳、15歳の時くらいの事なんで。これになりたい!!ってなれたから!!丁度多感な時期。大学を卒業してとか人生の節目みたいな時に悩みって事がゼロだったんですよ。で、そのままドラマーになれたっぽい気がするなって。ほんまそんな感じだったんすね~。だから気持ちがわかってあげられない。今、俺35歳で東京出てきて10数年いろんな若い子も現場に来るようになったし、スタッフとかバンドも若い子もいっぱい見てきたし、ま~なんとなくやってる子もいっぱいいるけど~、それでもなんとなくやりながらでも、やりがいを見つける子もいれば、やっぱりこの道じゃ無かったって辞めて行く子もいるし~。でも、やめて行った先で花開く子もいるし、嫌々やってたけど、そこで知り合った仲良くなった人達と辞めてからも繋がりがあって、それが仕事になってとかいろんなパターンはあると思うから。ま~例えば大学卒業して絶対就職せなあかんとかそういう状況で就職する子も沢山いるやろうけど。また、やってればその環境でやれる事を一生懸命やってれば、やりたい事もでてくるやろうしその時はそれこそ挑戦してみればいいしその会社を辞めてでもね。
真太郎:本当ね~正直20歳やそこらで本当にやりたい事なんて絶対見つかるはずがない。俺らまぐれですよ(笑)あ~~アイツマジでメジャーデビューしちゃったよって(笑)
野球選手やスポーツ選手とかと一緒で、アイツなってもうたよマジで!
だから一番参考にならへん人かも(笑)
WATARU:かもしれん(笑)
真太郎:極論言うとね~。
大変やね〜って客観的に言うしか無い(笑)
WATARU:高校三年生でデッカイ決断せないけんとか。
真太郎:無理無理。考えるって事は勿論大事だろうけど、それで本当に人生二本しか道が無いみたいな訳ないじゃ無いですか。
そっから先はものすごい袋小路みたいになってこう入り組んで~。
選択肢って人生にいっぱいあると思うんですけど18、19歳で一直線しかないと思いがちだけど、そんな訳ない!!やりたい事が見つからなくて悩むんやったら精一杯悩めば良いと思う。いつか気づく時が来るし、無駄にはならないから。悩んでる事自体に自分が飽きてくると思うから~。なんかやろ~みたいになる。
スーパーメガネ:PRAYING RUNの言葉を聴いて頭でわかってるけど、はじめの一歩が出ない。今、みんなが話してる様にやりたい事があるけど一歩が出ないというのが悩みだと思うんですよ。自分もその1人で自分はもともと起業するっていう考えが全くなくて。高校、大学、就活とさっき言ってた世の中のシステムのエスカレーターに乗ってたタイプだから。普通に就職してホテルマンとして働いてたんですけど、その時にこのままで良いのか?って未来が不安になって挫折したんですよ~。その時に山中さんにもらった言葉なんですけど『自分のライフスタイルを変えたいならワークスタイルを変えなさい』って。その縁もあってライダーズカフェで働かせてもらって、いろんな経験させてもらって。さっき話した名古屋大須店のオープンから店長とか人を育てる教育者としての経験させてもらって、その中でダビと出逢って店舗を運営したりとか人を育てるって事の楽しさを感じたんですよ。みんなで目的に向かって走る喜び、そういうのが凄く楽しいな~って。自分は本社の人間として人材育成っていうのを凄くしたいな~って気持ちがあったんですけど、そんな時にダビの独立があって自分自身も本社の中でどういう風にやっていこうかと悩んでいた時に、山中さんからもらった言葉なんですけど、世の中には3つの仕事があると『投資家、経営者、労働者』自分はその時完全に労働者だったんですよね。山中さんに言われていたのが『経営者的労働者になりなさい』プレイヤーである事が最も楽しいって。そのタイミングで自分の教え子だったダビの起業する姿を目の当たりにして…。
WATARU:単なる花咲爺さんじゃないよね~(笑)
人が上手くいくのを見て的な(笑)
スーパーメガネ:イヤイヤ(笑)僕がライダーズカフェを続けて来た理由の一つにライダーズカフェの基本方針であったりとか経営理念、経営目的とかが凄い好きでその経営目的の一説に企業内起業家を発掘し育成しデビューさせるってフレーズがあって自分もデビューしたら良いんじゃないかって考える様になって。自分もデビューしてその姿で証明すればまた新しい誰かに希望とか勇気を与えられるんじゃないかって考えるようになったんですよ。ライダーズカフェが追究する、未来永続的に価値を創造する有機体システム構造の一部になれる、繋がるなって思えたんですよ。沢山の起業家が集まればスマイルライフ★スマイルアースって言うものがカタチになるんじゃないかって。
WATARU:自らが挑戦してやらないと人には勧められないからね~。
スーパーメガネ:真太郎さんは、挑戦する時にあんまり考えないって言ってましたけど考えないって凄いな~って思って、考えずに一歩踏み出すって事ですか?
真太郎:そうそうそう(笑)僕らね地元でバンド組んで20歳なるくらいの時、同世代のバンドいっぱいいたんだけど、自分達が東京に出て行く時って全然バンドがいいひんで~、みんな辞めてた。東京に出て行ったバンドっていうのも知り合いのバンド1つか?自分達入れて2つ、3つ位で…。みんな就職しなあかん。将来が不安やから辞める。考えすぎじゃない。それは素晴らしい事っていうか、でも逆に“アイツらアホやろって!!何も考えて無いやんって!!”言われてんやろな~って思うけど。でもやっぱり一歩踏み出す時に考え過ぎたら~不安定やから、失敗するかも知れんって考えるのもいいけど~、踏み出した時に成功した時のことも考えた方がいい。だから考えるばっかりだとスッと出ない足が考えてないというか、ダメでもいい、失うモノ別に無いし、そういうスタンスでいるからチョット行ってみるみたいな。
WATARU:覚悟みたいなもんかな~?
真太郎:覚悟っていうか。もう行くかっ!みたいな(笑)
あんまり出来ますとか友達とかに行ってきますみたいに。というよりはチョット行くかみたいな感じ(笑)
それくらいの軽い感じやったし、自分も何を始めるにしてもそういうポテンシャルっていうか、そうでいようみたいにしている。
WATARU:その方が自分を出せるのかな~。
KOJO:基本がチームだから、ブレーキがあって、アクセルがあって。
それがチームだから。例えば、山中さんがコレやろうって言っても俺がブレーキになる時あるし。
WATARU:誰か踏んでる?みたいな(笑)
KOJO:俺がアクセル全開でブーンブーンブーンってふかして、お互いがアクセル踏んだ時にこう一気に物事が進むみたいな。全てがGOじゃなくてゆるーく走り出してGOする時もあれば…。
真太郎:だから一個一個小ちゃいことやけど~、僕凄い感動したのが~
こういうの古城さんとか自分でこういうアクセサリー作ってるって聞いた時に、凄いっすねって言ったけどコレをやろうと思うのも~、こういうのいいな~って思っても、本当にやるかどうかってそれは別の話じゃないですか。でも、やっても売れへんし、無駄になったらどうしようって思い出したら何も生まれないじゃないですか~。だから、それをパッとやる様な感覚でチョット一回やってみようか!作ってみてイマイチやったら…。ま~ま~そういうレベルで何かやってみるコトって大切やな~って。
WATARU:KOJOは、いつのまにか海外からどんどん工具とか取り寄せて勝手に色々やってるけど。それは好きでやってて、会社に迷惑かけん様に自分のお金でさ~。心のどっかでコレが売りモンにならんでもいっかって思いながら。上手くいけばみたいな感覚あるやん。
その感じかもね~。1人で悩むと自分でブレーキ踏んでしまうみたいな。
真太郎:仕事だけじゃなくても、買う服とか~、美容室行って髪型変えるとか。
WATARU:そのうち伸びるし切ってみるかみたいな。
真太郎:そうそう。例えば生活の中に無かったスポーツジムに行こうとか、ジョギングをしようとか、プールに行くとか、例えば何かを習うとか、テニス習うとか、ゴルフ習うとか、全く違うものを僕はスパンと行くんですよ。チョットでも興味あれば。それで向かへんかったら辞めたらいいし、楽しかったらコレハマりそうやな~って。そこでまた人と出逢いもあるし。
WATARU:その探究心!!
真太郎:ただ一個躊躇するのは全然知らない地方でご飯屋さんに入る時!!
(一同爆笑)
真太郎:マズかったらどうしよう~。後、こじんまりすぎて仲良くなり過ぎて面倒くさくなるんですよ~。帰れへん様になって!!話ししよったら(笑)
(一同爆笑)
WATARU:このパターンや~(笑)
真太郎:結構、あるんですよ~(笑)そういう気分ではじめると…
WATARU:でもそっちの方が自分出せるよね~。変に気張って段取りよくって感じより気張って一発目でウッてなったり。
真太郎:そうそうそう急に違う事が想定外の方が楽しいから~。
WATARU:うちみたいな小さい会社でも新商品にトライする時、手堅いモノは気にせんのやけど、際どい新商品はとりあえず、俺が金払うから売れたら返してみたいな時よくある(笑)
自分の中じゃ来てるけど世の中の反応はわからないから。
特に新しいモノや感覚は受け入れられるまで時間かかるから。
僕は原宿やアメ村、大須とか店に並べて見せてみたい。どういう反応するのか?サドルなんて全く予想外のグラフィックが即完したり見せてみんとわからんことばかりだし、驚きの連続やもんね~。
真太郎:結構、服屋さんやる人とかそういう人多いと思うんですよ~。
WATARU:そうよね~。その人のセンスでセレクトするし。
真太郎:自分でデザイン思いついて、デザイナーでも何でもないのに
デザインをパソコンで起こして工場紹介してよみたいな所で~、はじまるような人っていると思うんですよね~。今の時代はどうかわからないんですけど~。
WATARU:その感じでいいと思うんよね~
真太郎:それが好きならね~。好きな事なら楽しいやろうし、それをやってみたいとか好奇心が大事だから興味のない事を無理してやる必要ないと思うけど、仕事をやる上でプラスになるいろんな興味がある事があれば考える前に、好奇心の方を大事にして。
WATARU:ダビは新しい使命があるから。頑張って挑戦する姿を観せていろんな人に希望や勇気を与えんとね~。評論家みたいにならんで
自分自身が証明するそのスタンスで。UVERworldだってそうやん
250人から2万3000人東京ドームで男祭りって凄くない。そこまで特化して。
真太郎:悪趣味(笑)
(一同爆笑)
WATARU:俺男祭り行ってみたいわ~。
真太郎:来た事ないですかね~?
スーパーメガネ:埼玉スーパーアリーナ行きました。
WATARU:男祭り行ったヤツが迷ってどうするんか(笑)
(一同爆笑)
真太郎:それは慎重に考えた方が良い(笑)
僕が言いたいのは生活の中で小さい挑戦というか、意外と多いと思うから、挑戦する事をためらわない癖をつける。
WATARU:どっちかというとやる方を選ぶ。気付きとか出逢いもあるしね。
スーパーメガネ:小さい事なんですけど。仕事終わってからもいろんなところに顔だして色々と新しい出会いとか。
WATARU:女子ばっかりじゃないよね~(笑)
RYO:僕はもともと夢って全く持ってなかったんです。夢を持ち出したのも自分でお店やろうってなったのも、ほんの数ヶ月前で、去年の年末くらいの事で、それまではやりたい事を探してた訳でもなく。仕事も普通に楽しくやってましたし、ただ普通に先の事も考えて無かった。今やりたい事出来てるからいいやみたいな感じで。
真太郎:身を任せてるみたいな。
RYO:はい。暖簾分けでやってみないか?っていう話頂いて、ふと考えた時に今までってやりたい事やれてるからいいやじゃなくて、何にも考えて無かっただけで、本当に責任だったりそういう事も何にも考えずにあれやって~て言われたらそれをする。コッチやって~て言われたらそれをするって感じで結構流されて生きてきた中で暖簾分けのお話頂いたので最初は安定したいとかあったんで~。話を聞いてやりたいなって思いつつもやっぱり不安だしチョット考えようと思ってしばらく考えてたんですよ。
悩んでた時に、あ~どうしようみたいになっていた時にお前なら出来るという可能性を感じてもらえたのかなっていうのもあって、声掛けてもらったというのもあると思います。彼女だったりとか広島の地元の友達にふわっとその話をした時にいいんじゃないって反応で。あっマジか?ってなって今現在の気持ちで言うと広島に新しいライダーズカフェを早くオープンさせたくてメッチャ、ワクワクしてるんですよ(笑)
WATARU:もうみんなに話しちゃったから引き返せんみたいな(笑)
RYO:沢山の人が集まってくれる様な人になりたいと思ってるんですけど元々は夢にも思ってなかった事なので、こんな夢の発見の仕方もあるんだ、自分で見つけ出したというよりかは人に気付かせてもらえた夢。
今日、真太郎さんに会えるから何を話そうって考えてたら、ふと昔の事を思い出して。学生の時に将来何になりたい?って話になってカスタムショップしたいって言ったこと思い出して。その時、車が大好きで車のカスタムショップしたいって話してた事を思い出して。もう、スッカリ忘れてた事なんですけど。今の仕事も自転車のカスタムで、これからお店出してカスタムショップやっていくと考えたら人生なんか繋がってるなって思ったんですよ。真太郎さんは、ドラムで夢を叶え続けていると思うんですけど人生でドラムと関わるキッカケや昔からコレだと言うエピソードとかあったんですか?
真太郎:俺が覚えてる範囲でいうと、ドラムの前が野球。俺が覚えてない小さい時の話で、母親が言うには、俺が2歳3歳ぐらいで、車と自転車が大好きだったみたいで、この子は凄い好きやから~自転車関係か車関係の仕事するのかな~って思ったって。繋がってるといえば『丸い形?』
WATARU:なるほどね~(爆笑)
真太郎:丸い物を扱う。
WATARU:ドラムとの出逢いは?
KOJO:楽器が家にあったんよね?
真太郎:そうそうそう。うちの父親が俺が小学校上がる時に趣味でドラムをやりだしてJAZZバンド、プロとかじゃなくて。俺はその時は全然興味がなくて「そんなんやってんや~」みたいな感じで、うちの親父は野球もやってたからいつも一緒に野球連れてってもらって。ドラムと出会った時期っていうのが14歳かな~。凄い多感な時期やったからセイアみたいに叩くのが楽しい気持ち勿論あるんやけど、そこもその奥行きの深さ。いろんなバンドがいるんやって好奇心が凄くあった。
真太郎:こんなスタイルもある?その世界がそれを叩いた瞬間にブア~って本当に広がるなって、知らない事を知る。だから自分にとってはドラムを叩く楽しさとプラスその世界がド~~ンって広がったのが多感な14歳だからこそ感じれたものであって。もっと早くても、もっと後でも、多分違ってたんやろな~って。親父はやってたけど、じゃ小学校一年生の時にやってたらもっと凄い事になってたかというと意外とそうじゃなかったかな~と思う。
WATARU:多感な時に衝撃を受ければそこから加速するわけやん。
遅いとか早いからっていう訳じゃないね~何事も。レストアした自転車はお父さんがプレゼントしてくれた自転車で、乗れなくなってからもお母さんが庭に置いててくれていて、最近になってお母さんが『この自転車乗れないけど、どうするって?』真太郎君は、もう少し置いといてって。
そしてこうやってこの自転車も生まれ変わって今も大切に乗ってるやん。今回のマガジンのテーマのSUPRAを支える闇と言うと表現悪く聞こえるかもしれないけど真太郎君にとって、今は亡きお父さんってとっても大きな存在じゃないかな~。今もずっとチカラくれてる様な気がする。
真太郎:相当デカイすね。影響されたものが凄い多いから。結局自分で切り開いた人生みたいに思っても、いろんな所で誘導されてる気がするんですよ。趣味であったり、仕事であったり、乗ってる車とか~。気付けば4歳の時親父が乗ってた車とか。
WATARU:好みが似てくるとかね~。
真太郎:ていうとビールは麒麟やな。
KOJO:それムッチャわかるな~(笑)
真太郎:別に、アサヒでもいいし~。なんでも良いんやけど。
やっぱ麒麟が美味いんやろなって、ずっとこびりついてる様な気がする
やっぱバイクはカワサキやなとか。
WATARU:わかるわかる。
真太郎:バイクはカワサキだけがいいとは思ってないんですけど~。
そういう価値観みたいな。特に親父に影響受けてるから~。自分もその拘りがどんどん自分なりに出てくるし~。自分の親父の遺伝子みたいなものにやっぱコレ一緒やな~みたいな。そんな気はしますけどね~。
WATARU:前に進める源がそこにあるね~。決っして、誰でも声掛けてるんじゃ無くて、俺がなんでRYOに声をかけたかというと、
RYOは何も考えずに生きてるんじゃなく逃げてる、思考の中で。勿論本社の中でチカラを伸ばす人もいるけどダビやスーパーメガネ、RYOは、厳しい環境に置いた方が想像以上のチカラを発揮すると感じたから。RYOの場合は、人柄の良さ、愛されキャラ、チョットいじられ系やけどまだ、奥底まで分析できてないけど必ず深い闇が絶対ある。それをバネにすれば開花する可能性を感じてる。
真太郎:俺も確かに分かるけど~。全く興味無いとか、やるつもりじゃなかったけどそれをイメージ出来た瞬間にそれ自分で全く思ってなかったけど、それ楽しいかもみたいなって、思うことって俺意外と結構あるんよ。
RYO:正に、そうでした。
真太郎:そうやろ。さっき言ってて、それ俺もあるわ~って思ったんやけど、例えば全然興味無いけど海外ってどんなとこなんかも知らんのやけど、どんなとこ?って聞いたら凄い南国でビールが美味しくて~って言われたらすぐそれになってしまう(笑)でも行った事ないんやけどそこにいる自分が想像出来る。そこに行ってこういう事しようとか~、そのイメージが出来ると本当に出来るというか。
俺東京ドームの真ん中でドラムソロした時も別にやるつもりじゃなかったんやけど~、時間の尺の問題とかでドラムソロしたらって言われた時にエッと思ったけど~。あ~~って想像したら出来るかもなっと思って。
じゃやってみようか。ま~そっからが大変やったんやけど、いざやるとなったら悩むよそれは。何しよっかな~みたいなプレッシャーとかにもなって来るから~うわ!!こんな風になるんやったら引き受けん方がよかった~みたいにもなるし、でも達成感もあったし、でもそこで自分がドラムソロしてるイメージが沸かへんやったら俺その場で断ってたと思う。RYO君が広島でライダースカフェやってるのが彼女や周りの友達とかもイメージ出来たんじゃない。一生懸命頑張ってる姿を想像できたんやろうね~。
WATARU:東京ドームでドラムソロやった時、結果気持ちよかった?
真太郎:メッチャ良かった。前の日俺、2日くらいまともに寝れへんで
緊張して肌荒れとかもすごくて(笑)当日ほんとしんどかった。どうしよう~みたいな。でもバーンってはじまった瞬間に気持ちいいってなって。誰か言っといてよ~~みたいな(笑)
(一同爆笑)
WATARU:こんなに気持ちいいなら先に教えて〜!!言っといて~!!みたいなね。最近みんなにLINEで送ったと思うけど夢を損とか得とかで計算しちゃダメやね。RYO多分気持ちいいと思うぞ!!先に言っとくけど。ま~俺たちの場合はそんなに1人で抱え込む様な感じじゃ無くて、子供が自転車乗れる様になるまで後ろで持ってない様でチャンと後ろ持っとるけ。あ~行けるなと思ったらパンクさせるかもしれんけど(笑)
(一同爆笑)
じゅわ~って離すけん。また、フラフラし出したらもう一回止まって
ゆっくり走ればいいけん。気持ちいいと思うよ。
RYO:ハイ(笑)
真太郎:そう思うとなんかワクワクして来るな~。楽しみというか。
WATARU:イメージ出来たら、不安を超えていくよね~。
RYO:超えました~(笑)
WATARU:お父さんにチャンと話さんと。
RYO:ハイ。
WATARU:俺たちそもそもみんなスゲ~学校行ったわけでもないし
失うモノないから。
セイア:真太郎君は初めて彼女が出来たのはいつですか?(爆笑)
WATARU:凄い角度から質問きたね~。
セイア:小学生の時にバレンタインのチョコは沢山貰ってましたか?
真太郎:覚えてないけどな~。もらったかな~?セイア貰ってる?
セイア:いや(苦笑)
真太郎:昔はね。結構みんな貰ってたよ。彼女は中学校2年生かな~。
セイア:じゃ~次の質問で…僕にとってのヒーローは真太郎さんです。
真太郎さんにとってのヒーローはいますか?
真太郎:勿論いるよ。絶対にイチローさん。この間引退したでしょ。引退試合の前の日に俺見に行ってたんですよ。いや~もうさすがにヤバイかな~って思って、コレが最後かな~って思って。昔、オリックス時代にすごい近い距離でよく観にいってたんですよ。
WATARU:お父さんと?
真太郎:そうそうお父さんと、弟も一緒やった。で、そっからま~メジャーリーグ行って全然観てなくてもう10何年ぶりかな~。東京ドームのベンチ裏で良い席取ってもらって観てたんですよ。グランドにバーンって出てきた瞬間にウワ~~ってなって、感動して。こんな人まだいるんやって!!散々憧れのミュージシャン観てきて、喋ったりもしたし手に触れれる場所にもいったけど、ネット挟んで目の前にイチローさんがいるって事でこんななるんや~と思って。これが憧れの人やな~って、そうなりたいな~って、そう思わしてくれましたね~。これが本当のヒーローやな~って。スターやな~。
セイア:僕はこの前全校生1200人の前でドラムを演奏しました。最初は緊張したけど叩いてる時はとても楽しくなってきました。
真太郎さんは、はじめて沢山の人の前で叩いた時のこと覚えていますか?
真太郎:覚えてる。中学生位やったかな~。中学校3年生の文化祭で友達とバンド組んで。20人位いたかな~体育館に、楽しかったよ(笑)それなりに緊張もしたし今でも緊張するけどね(笑)
WATARU:セイアもその時の気持ち忘れん様にね。真太郎君みたいになった時みんなにお話できる様になれたらいいね~。
真太郎:頑張れよ。
セイア:本名はなんですか?(爆笑)
真太郎:玉置真太郎です。
セイア:ハイ(笑)
KOJO:知りたかったんや~(笑)
WATARU:Zepp FUKUOKAのLIVE。信人君の生誕祭、今までだいぶ沢山LIVE見せてもらったけど、あの時のLIVE距離感といい、最高に楽しいグルーブ感。あのLIVEで最初から最後まで座ってたのは真太郎君とセイアだけ。
セイア:一曲目から全部エアードラムで完全フルコンボやったよ(笑)
(一同爆笑)
WATARU:セイア!今UVERworldの曲何曲叩ける様になった?
セイア:7曲かな~?
真太郎:まだ、7か~(笑)LIVE出来んやんか~。練習してくれんな~。たまに変わってくれんな~ね~(笑)
(一同爆笑)
WATARU:俺たちドラム教える技量も無いし。Youtube観て真太郎君と出会って人が人に与えるパワーって凄いな~って改めて感じるわ~。
俺正直セイア凄いと思う。カッコイイと思うよ~。ドラム叩いてる時だけね(笑)後はほとんど…爆笑
夢という概念をスタート地点で間違えると到達点ではかなりズレるし、後悔するよね。TAKUYA∞君がチョット前のLIVEで言ってた言葉が心に沁みたんやけど、『死ぬ直前で人はお金や物が欲しいと思うか?人はそんな時何が欲しいと思うか?』って。俺、正直そんな角度からモノゴト考えた事なくて、そういうブレイクスルー的な見方。自分が死ぬ直前の未来から今を眺めてみたら必然的に夢ってなんなのってわかってくる様な気がした。
真太郎:そうですね~。僕らも夢叶ったけど~。当初立ててた夢って割と早い段階で叶っちゃったんですよね~。あ、こんな近い夢やったんやみたいな感じ。デビューして2、3年で、あれ!武道館。で、ドームで出来たらと思ったら出来たし、ドームでLIVEしたその後が大事やと思うんですよね。こんな事やりたいとか僕は意外に出来ちゃうと思うんですよ~。でも、こんな人になりたいとか~、その後新たな夢を掲げるとか~、夢って一個だけじゃなくてもいいというか、更新していけるモンやから~。
『夢を叶える方程式 PRAYING RUN』
UVERworld東京ドーム男祭り
予定していた45000人を超えて
46000人以上のCrewが当日東京ドームに集結した。
8年前はじめた男祭りは小さなLIVE HOUSEから
時にはチケットを余らせた時もあったと彼らは正直に話してくれた。
その時描いた未来をどれだけの人が信じただろうか?
全く先の見えない未来を…
UVERworld 6人と共に闘う仲間達は
2019 .12.20東京ドームにて
UVERworld 6人VS Crew46000人以上と言う快挙を成し遂げた。
この日、TAKUYA∞君は言った。
新しい時代に足跡つけたと
確実に言った。
確実に足跡をつけた。
そして
最後に新UVERworldと叫んだ。
2020 UVERworldは更に進化したカタチで
再びUVERworldとしてこの世に輪廻転生し
新しい時代に足跡を残す闘いをはじめるだろう。
この新UVERworldと言う言葉の背景に決して何色にも染まらない強い情熱と目的、未来への決意を感じた。
僕たち一般社会で生きる人間もただ観てるだけじゃ終わらない。
夢は叶う事を目の前で証明してくれたUVERworldからヒトカケラでも何かを得て
自らが新しい時代に足跡を残す挑戦をはじめて欲しい。
PRAYING RUN
この楽曲に夢を叶える方程式が組み込まれていると僕たちは感じている。
誰もが必ずSUPRAと呼べる夢を叶えられる可能性を秘めている。
僕にとって特別な一曲。
インタビュー WATARU YAMANAKA